こんにちは、ノマノマドのノビタです。
みなさんマイクラ知ってますか?
あのスウェーデンで開発されたサンドボックス型のゲームです。
もう5年ほど前からブームが来てますが、未だに勢いの衰えること無くYouTuberなどのゲームプレイ動画でも盛況なあのMinecraftです。
これは完全な余談ですが、開発者のジェンス・バーゲンステン氏は、日本で活躍するスウェーデン人、北欧女子オーサさんの友達でもあるそうです。
そんなマインクラフトが日本で学びの一環として義務教育課程に導入されるというのだから驚きです。
既にアイルランドなどでは必修科目にはなっていますが、まさか日本でもとは…
Microsoftのニュースを見てびっくりしました。
開発元の本国スウェーデンでは早くから必修科目とされているこのゲームですが、日本ではどのようにトレースされるのでしょうか。
もくじ
そもそもマインクラフトってどんなゲーム?
サンドボックス型オープンワールドタイプのゲームです!
というとややこしいですが簡単に言うと、ものすごく広い共通の世界(オープンワールド)で各プレイヤーが自由に生活・冒険・生産などをする、決められた攻略手順が無い自由なゲーム(サンドボックス型)です。
プレイヤーは木や土や石や鉱石などの基本的な素材となるブロックを使って道具を創造し、
その道具を使って家屋を作ったり、畜産業や農業をしたり、狩猟やモンスター討伐をしたりします。
また現実世界の電力などに似た動力源となる、レッドストーンというアイテムを使って様々な装置を作ることができます。
このレッドストーンを使うと現実世界と同じようにクロック回路やNOT回路などの論理回路を作ることができるので、創造力次第で様々なものを作ることができます。
例えば自動小麦収集機を作ったり、アイテムを自動で集めるような装置を作ることも可能です。
このように頭を使い創造力を活かすシーンが多いことが、本国スウェーデンで必修科目として義務教育化された背景にも挙げられるでしょう。
授業では製品版と内容が異なるバージョンが使われる
既に世の中に馴染みのある純粋なゲーム版としてのマインクラフトとは違い、学習に不要な機能を削ぎ落とした、Education Edition(エデュケーション版:教育版)として学内に配布されるようだ。
アナウンスによると学習に不要なモンスターを無効にする設定が有効になっていたりするようですね。
また生徒個人ごとにIDが割り当てられ、セキュリティ性の高い安全なログインと学習記録の管理ができるようになっているそうです。
ゲーム内のカメラ機能が凄い
エデュケーション版にはゲーム内の学習記録を観察するカメラ機能があり、それらの記録を管理するポートフォリオ作成の機能もあるようです。
また、これらの機能により教師は生徒の活動を把握することができます。
製品版よりマルチプレイが強化されている
マルチプレイは本来大勢で遊ぶためのマルチプレイ用のサーバーが必要ですが、エデュケーション版ではサーバーの構築無しに、最大30人が同時に同じワールドで共同学習を行えます。
通常の製品版だと誰かが公開してくれているマルチサーバーを探す必要があったり、身内数人だけでやりたいとなると自らがサーバーになったり、24時間稼働しているサーバーが良いとなると外部にレンタルサーバーを借りて専門言語をベースにサーバーを立てたりとややこしいですが、エデュケーション版ではそういったことがないようです。
[memo title=”MEMO”]余談ですが私はマインクラフトが好きで24時間稼働のサーバーを立てて身内で遊んでいるほどです。月のサーバー維持費は900円程度です。
プライベートな24時間稼働サーバーはレンタルなので電気代もかからず便利ですが、サーバー言語などの部分で敷居が高いのが難点ですよね。
今度、超初心者でも小学生でもプログラム言語をコピペしていくだけでサーバーを建てられるような記事を書こうと思っています。[/memo]
2016.06.03 記事書きました!
[kanren id=”579″]
必修化 第1号校は東京都の渋谷区立広尾中学校で実証開始
マインクラフトを必修科目にする目的として動いているプロジェクト、「Minecraft: Education Edition ベータプログラム」ですが、日本ではまず渋谷の広尾中学校で実証授業を開始するようです。
全世界でも今月5月より上記のプログラムにより実証授業がスタートしており、全世界30カ国で選ばれた100校がこのプログラムの対象になっているようです。
教育関係者が誰でも利用できるプログラムを6月初旬から配布開始
「Minecraft: Education Edition アーリーアクセスプログラム」と称した早期アクセス版を日本を含む全世界で無料で配布するようです。
まだ対象になっていない小中学校関係者の方々や、その他教育関係者のかたは是非これを機に試してみてはいかがでしょうか。