[say name=”ノビタ” img=”//nobitakun.com/wp-content/uploads/2018/05/pop_wara.png”]こんにちは、ノビタ(@nobita0926)です。[/say]
最近、ジャスラックの著作権の話だとか、ジャスラックの役員がTwitterで大人げない対応を取ってるだとかで少し話題になっていますね。
著作権というとジャスラック以外にもディズニーもよく取り沙汰されるイメージがあります。
特に話題になるのが小学生たちがプールにディズニーのキャラクターたちを描いたらその絵を消させたというものです。
これは1980年代のニュースですが実際に起きたことです。
ディズニー側も『事前に許可を取ってくれれば…』という意見はあったようですが、その許可料というのは恐らく相当お値段の張ることでしょう。
一方でJASRACは、あらゆるフレーズに「それはウチで登録している楽曲の歌詞だ。使用料を払いなさい。」という著作権侵害ネタでよく話題に上がります。
また、自分で作詞作曲した曲であっても勝手に勝手に歌うことは許可されません。
これはなんかルールとか決まりだとはいえ、納得行かない気持ちがあります。
最近では宇多田ヒカルさんもTwitterでこんなことをつぶやいていましたね。
もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな。
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2017年2月4日
世の中のルールで自分で作った曲でも著作権を守る会社(JASRAC)に登録をすると、その曲の製作者であっても自分の意志で自由に歌ったり、人に歌う許可を与えたりすることができなくなるのです。
自分が作った曲でも使いたい・歌いたいならば金払え、ということです。
ジャスラックを検索すると『ヤクザ』という言葉が関連後に出てきたり、カスラックと書かれているのはそういうことですね。
今日はそんな小学生にも容赦ないディズニーと、まるでヤ○ザのようだと言われるジャスラックに立ち向かった、伝説のFlash職人『すなふえ』氏・作『楽しい著作権のお話』の動画から画像(gif含む)を引用しつつ紹介します。
※引用元は記事の最下部にリンクを貼っておきます。
この記事は著作権侵害を助長する目的でも幇助する目的もありません。
記事内の画像・文言等は動画リンク先の引用物となります。
もくじ
『楽しい著作権のお話』開幕
動画内ではまず著作権とJASRACについてで触れています。
著作権とは
著作権とは著作者が自己の著作物の複製・発刊・翻訳・興行・上映・放送などに関し、独占的に支配し利益を受ける権利である。
これは著作者の死後50年継続する。
JASRACとは
JASRACは別名、『日本音楽著作権協会』のことです。
日本における音楽関係の著作権を管理する社団法人で、1939年(昭和14年)に設立されました。
前提:『著作権は守ろう』
軽快なBGMに合わせて黒いシルエットのネズミのようなものが踊りだし、JASRACをボディーランゲージで表し、歌に続いて『守ろう著作権』と表示されます。
そうです。
どんなに不条理でも著作権は守らなければいけません。これは法的なルールです。
著作権侵害のエピソード①:手塚治虫のケース
昔々の話ですが、故・手塚治虫先生はとあるネズミに似たキャラクターが登場する漫画を書いていました。
これは検索すればすぐに出てきますが、内容は完全にアウトなものですw
表現も『ミキマウス・ウォルトディズニーニ』と、割りと言い逃れ出来ないキャラクター名になっています。
参考までに画像をTwitterから引用するとこんな感じです。
ディズニー同人に尻込みする同人作家さんに向けて、手塚治虫先生のぶっちぎりアウトな渾身のディズニーギャグを置いときますね(手塚治虫「メトロポリス」より) pic.twitter.com/zLH12YrdIh
— ジェット・リョー (@ikazombie) 2015年1月22日
もちろんこれは見逃されませんでした。直ぐに目をつけられ虫プロは痛い目を見たそうです。
著作権侵害のエピソード②:とある歌手のケース
ゼペットお爺さんを例に上げて取り上げあられていますが、これは宇多田ヒカルさんを筆頭にありとあらゆるアーティストに置き換えられますね。
自分が作った歌だから当然、自由に歌えるものだと思っていましが…
[say name=”Yes,I am” img=”//nobitakun.com/wp-content/uploads/2017/02/abu.jpg”]JASRACは許さん。[/say]
勿論これはルール違反なので認められませんでした。
自分で作詞作曲した曲が自由に歌えない、使用できないっていうのは精神的に納得がいかないですよね。
疑問:著作権ってなんだろう?
自分で作った歌も好きに歌えない、自分の歌なのに使用するには許可が必要で使用料を払えと言われる。。
一方で、小学生の思い出にもお金を掛けて使用料が取れなければ書いたものを消させる。。
これってつまり…
大きな声では言いたくないけど…
という風に受け取られちゃいますね。
本当のところはどうなの?
故・ウォルト・ディズニー氏はどう思ってるか想像してみる
子どもたちに夢を与えることを生業にしていたウォルト・ディズニー氏は、たくさんの子どもたちに笑顔になってほしかったはずです。
勿論これはミッキーのイラストを好きに描くことだけではなく、音楽面でもみんなで笑顔になって欲しいと思っているはずです。
これらのことから、1つの結論に行き着きます。
気付き:『著作権なんて気にするな!』
多くのアーティストはまずは『模倣』から入る!
芸人やアーティストなど、どんなプロでも殆どの場合最初は人の真似をすること、模倣から始まります。
その模倣することにさえお金をかけている団体は、未来の才能ある芽を摘み取っているんじゃないか!
でも著作権を守らないとこうなる!
そうは言っても、世の中にはルールで決められたことや、法律で決められていることがあります。
道理上、外れてはならないことが有るのでそれを外れるとこうなるわけです。
結論:『著作権は絶対守ろう!』
犯罪を犯して生活をなくすようなことはしてはなりません。
この動画の通り著作権を始めとする法的なルールは絶対に守らなければなりません。
納得は二の次です。(←これに一番納得行きませんが)
この動画を作ったのは『すなふえ』さんというFlash職人
いかがでしたでしょうか、以上が動画で描かれている『楽しい著作権のお話』です。
ちなみに動画はコチラで見ることができます(記事作成日時点では)
【ニコニコ動画】楽しい著作権のお話
Flashムービー全盛期の12年ほど前に、Flash界でも過激なネタでザワつかせていた伝説的な人です。
Flash★Bombという、Flash職人が作った動画を上映するイベントの常連としても有名な方でした。
現在も自主制作アニメ関連のお仕事をされているようです。
最近のジャスラック絡みのニュースで真っ先にこの動画を思い出し、勢いだけで記事にしてしまいました。
製作者も利用者もWin-Winになれるような着地点ってないもんですかね〜。